9同人音楽ユニットeufoniusといえば、ボーカルの透明感抜群のやさしい声と耳に心地いいメロディーと伴奏で、一部のアニヲタから多大なる評価を受けている2人組。2004年の結成から、ゲーム業界やアニメ業界のあちらこちらで活躍しています。一昔前はかなり話題のユニットでした。
夏に聴けばその蒸し暑い陽気さえ心地よくなるような、冬に聴けばその冷え切ってしんとした空気がものすごく美しく感じるような、そういう不思議な魅力のあるユニットです。
アニメでは『CLANNAD』のOP「メグメル」や、『true tears』のOP「リフレクティア」、『かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜』のOP「恋するココロ」などで知られています。
そのボーカルのriyaさんですが、彼女名義の曲には、おそらく現在ではあまり広くは知られていないであろう隠れた神曲がチラホラ。
今回は、その中でも個人的に超おすすめの楽曲を紹介しましょう。
作業や通勤通学,ひとりで遠出するときのBGMにいかがでしょうか。
・「オーバー」
パソコンゲーム『CLANNAD』のイメージボーカルアルバム「ソララド」に収録されている曲。
同アルバムに収録されている他の曲はわりと暗めの(おとなしい)ものが多いですが、この曲は明るく疾走感があり、聴いていると、真夏の高くて青い空や入道雲,電信柱といった情景が頭のなかに浮かんで、流れていきます。
真夏のそういう景色のなかをひとりの少女が元気よく駆けていく…そんな感じ。
山や田畑だけでなく、人ごみやビル群さえも夏を演出するジオラマとして映えてしまうような、そんな不思議な魅力のある1曲ではないでしょうか。
・「時の向こう側」
PSPのゲームソフト『英雄伝説ガガーブトリロジー 白き魔女』の主題歌。
青い空が似合うとてもきれいな曲。
リズミカルで遊び心にあふれた伴奏(そこそこいいヘッドフォンで聴くと、ほんとに色々な音が仕掛けられているのに気づけます)と、伸びのあるサビが、序盤からこの曲の世界観に誘います。一度聴いて即お気に入りの曲になりました。
最初から最後まで微妙なところの無い、完成度の高い1曲かなと思います。
・「ディアノイア」
『最終試験くじら』というパソコンゲームの主題歌です。
こちらはとにかく「優しい」「温かい」という言葉が似合う1曲。
サビのメロディーが本当に本当に好きです。特に2番のサビの歌詞「降り出した雨の中で、切なくて傘も無い~」の部分がドツボ。
電車の中で梅雨の雨を見ながら聴くと最高かもしれません。とにかく穏やかな気持ちになる曲です。
・「旅路の果て」
PlayStation2のゲーム『アカイイト』EDテーマ。
おとなしめの曲調ですが、バスドラムやベースの音色とボーカルとのコントラストが実に心地よく、AメロBメロからサビにかけての盛り上がりが非常に気持ちいい伸びやかな曲です。
曇り空が静かに晴れていくような、そんな印象を受けます。
この曲ではriyaさんと一緒に霜月はるかさんがボーカルを担当。ふたりの声の抜群の相性に癒されること間違いなし。
・「CRESCENT MOON」
パソコンゲーム『水月』の、PlayStasion 2およびドリームキャスト版OPテーマ。
「美しい」という形容詞がとても似合う1曲です。
ダークな雰囲気のおとなしい曲ですが決して陰惨な暗さではなく、不思議と心が浄化されるような、静かにエネルギーが湧いてくるような気がします。
月明りに照らされた夜の海辺を歩いているような印象を受けるのは、たぶん曲のコンセプトでしょうね。
曲のテンションが、作業用BGMにはちょうどいいかと思います。
まとめ
いかがでしょう。
どれもriyaさんのやわらかく綺麗な歌声に癒されるのに最適な良曲ではないでしょうか。
管理人はギャルゲーはあまり、というかほとんどプレイしませんが、ようつべであれこれ漁ってみると結構いい曲があるものです。
また思い立ったら今回のようにおすすめの曲をまとめてみたいと思います。
これから梅雨に入って雨続きになると気分が落ちるかもしれませんが、音楽で日常を演出して元気にがんばりましょう。