『正解するカド』どういうアニメかだいたい分かるレビュー

いまやってるアニメで『正解するカド』というのがあります。

これね、タイトルが分かりにくいというか、ぶっちゃけよく分からない。だから実際それが理由で敬遠している人がわりと居るんですよね。

でもこの作品、面白いんです。

というわけで今回は『正解するカド』の面白さ、見どころをしっかり簡潔に紹介してみようと思います。

 

まず、物語の主人公がこの男。真道幸路朗(しんどうこうじろう)。
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外務省 国連政策課に務める首席事務官で、顔もよく、バイタリティに溢れる交渉官。〝外務省が誇る交渉の切り札〟とまで言われている。双方の立場と言い分を徹底的に考えて、決して一方的でない結論を出すというスタイルの交渉を信条としている。大きな交渉事であるほど燃えるという、根っからのタフ・ネゴシエイター。

そんな真道を尊敬している部下の花森瞬(はなもり しゅん)。
元気でお調子者で空回りしてしまうところもある未熟者だが、勤勉で真面目。
真道からも結構信頼されている。
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本作は、このふたりが交渉仕事の帰りにとある超常現象に遭遇するところから始まります。

2人が乗っている飛行機が羽田から離陸しようとしていたところ、突如として空中に出現した謎の立方体の下敷きになってしまう。

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当然乗客はパニックになるし、日本中が大騒ぎになるが、

この巨大立方体から人間のような姿形で出現しヤハクィザシュニナと名乗ったこの者は、どうやらヒトに対して敵意がないことを示し、この立方体を『カド』と呼称、自分の所有物であると説明する。その傍らには真道の姿も。

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人間の未知の世界、宇宙の外、『異方』というところからやってきたヤハクィザシュニナは、人類との意思疎通を図りたいと申し出る。

真道を異方側の交渉人として任命した彼は、真道を仲介役として日本政府に接触。

これに対し日本政府も特別対策本部を設置し、政府側の代表交渉官を用意する。徭 沙羅花(つかい さらか)。24歳の若き敏腕国際交渉官。
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ヤハクィザシュニナは政府に対し、カドに取り込まれてしまった旅客機の乗客すべてが無事であることも同時に伝え、解放の手はずも進んでいることを明かす。

ここから、日本政府、ひいては人類全体と、ヤハクィザシュニナとのコンタクト・交渉が始まる。

以上が序盤のあらすじです。


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この『正解するカド』という作品の面白いところは、人間の全く想像も及ばないものとの接触を、とても上手に描いているところでしょう。

ヤハクィザシュニナという存在は、宇宙人ではない。地球を侵略しにきた怪物でもない。とはいえ神なのか…といえば、それもよく分からない。

本当によく分からない。

人間よりもはるかに高度で圧倒的な力を持っていることだけは明らかで(『カド』には戦車の徹甲弾もぜんぜん効かない)、さらに序盤で明かされますが、彼はどうやら人間にさらなる「進歩」を与えることを目的としてこの宇宙にやってきたらしい。

その言葉通り、人間には到底実現不可能なテクノロジーの提供も行ってくれます。しかし、それは何故なのか。どんな存在の、どんな意思の下に動いているのか。何故今なのか。まずそれが完全に謎。

この「ワケのわからなさ」こそがこの作品の面白さ。

『本当に人間の理解を超えた、全くの未知の存在と遭遇したら、こんなふうになる』ということが、すごく丁寧に空想されている。

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ヤハクィザシュニナから与えられる超常的なテクノロジーにしても、天才物理学者によって「そうか、こうするとこうなるんだ!」ということは分かっても、「どういう原理なのか」「何故そうなるんだ」ということは全く解明できない。謎だらけですよほんとに。

未知との遭遇を描いた作品なんてのは映画でもありふれてますが、ここまで徹底的なワケの分からなさで描いてくれているものは少ない。他の作品だと、たいていその正体は宇宙人だったり怪物だったり未来人だったりですからね。

そういうわけで、「うーーーんなんなんだこいつは」「どうなるんだこれから…」と考え続けて観ることを強いられる。

ヤハクィザシュニナいわく『考え続けることが唯一の正解』
まさにそれこそがこのアニメ作品の主題であるのです。

人間が進歩をするためには、考え続けるしかない。ということ。

その主題のなかで、単に未知の存在とのコンタクトを描くだけではなく、絶対的な力をめぐっての人間のいがみ合いやすれ違いというものまでちゃんと見せている。そしてそこに落としどころも用意されている。

知的好奇心を埋める材料、哲学する材料としては最高の作品だろうと思います。

SF小説・映画ファンでもワクワクできるアニメだと思います。
ぜひ、「どうなるんだ!」とワクワクしながら楽しんでください。

萌えアニメでは断じてないですが、女性キャラクターの可愛さも時々観ることが出来ます。それもいいですぞ~~

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ほんとに面白いです!!観て絶対損はしないですから。

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