カブキブ!6話「それ つらつらおもんみれば……」あらすじ&感想

歌舞伎役者『白銀屋』の御曹司である蛯原は、先輩役者から「演技は申し分ないがもっと楽しく」と指摘されていたが、マジメすぎるがゆえ、楽しく演じ見せるということがまだよく理解できず悩んでいた。
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一方、歌舞伎同好会のメンバーは屋号をどんなものにしようかと言う話で盛り上がっていた。とりあえず、丹羽は自身の芸名を訓読みにした「花峰屋(はなみねや)」、りりこは「楓屋」、芳は「糸屋」とそれぞれ決まるが、阿久津は相変わらず厨二全開のナンセンスなネーミングセンスを発揮し、迷いまくっていた。

その日の夕暮れ、講堂の外で、このまえの高齢者施設での演目を見学に来ていた女生徒たちのおしゃべりを耳にする黒悟ととんぼであったが、

どうやら彼女たちは、話の筋をまったく理解できず、なにも感じられず、完全に芳の衣装姿を楽しんでいただけのようだった。
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黒悟はこれを聞いてショックを受け、どうすれば歌舞伎をまったく知らない人にも演目の内容を分かりやすく伝えられるのか…ということを模索しはじめるが、なかなかいいアイデアが浮かばない。

そこで、この前もアドバイスをくれた顧問の先生の父・正蔵に相談する。

正蔵は「歌舞伎は確かにもともとは庶民の娯楽だったが、もう特別敷居の高いものになってしまっている。その敷居をありがたがる連中も居る。歌舞伎は型を大事にする芸事だから、壊しすぎると歌舞伎じゃなくなってしまう。まあ考えろ考えろ」と応え、黒悟は改めて気合を入れる。

 

演劇部の男子たちは、芳をとられてピリピリしている部長りりこにビクビクしていた。この学校の演劇部はもともと女子が強く、男子は肩身の狭い思いをしていたのだ。

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高齢者施設での発表に助っ人としてかけつけてくれた同演劇部員のカズマも、歌舞伎同好会のことを思い出しながら、「自分は器用じゃないから芳先輩みたいに掛け持ちなんてできないし…」と悩んでいた。

その日、黒悟ととんぼ,芳,カズマは一緒に帰る。もっと分かりやすい新しい台本を考えていると打ち明ける黒悟。芳から、カズマが演劇部をやめようかと悩んでいるという事実を知らされた黒悟は、歌舞伎同好会に入っちゃえばと促すが、まだ決心がつかないカズマ。そこで芳は、黒悟が書いている台本が仕上がったらそれを読んでみてから決めればいいと提案する。

 

その頃、蛯原のほうもまだ自分の演技について悩んでいる最中だった。

後援会の方と対面する蛯原。その後、孫娘さんの忘れ物を届けようとするが、彼女の「歌舞伎なんてテンポが遅いし、分からないことが多すぎてつまらない。まだミュージカルのほうが面白い」という言葉を耳にしてしまい、「やっぱり素人に歌舞伎なんてわかりゃしないんだ…!」という思いを強める。

歌舞伎を知らない人にもその面白さを知ってもらおうと工夫を試みる黒悟と、
「歌舞伎は分かる人が観てこその物だ。歌舞伎を分からないのは単なる勉強不足だ。そんな人に観てもらおうとは思わない」と意固地になって演技も硬くなる蛯原。
実に対照的。

 

台本づくりに悩む黒悟に、阿久津が「世話物(江戸庶民の生活を題材にしたもの)をやめて時代物(奈良時代・平安時代といった古い時代の話をえがく芝居)に変えたほうが分かりやすいんじゃ」などと提案。

そんな中、

りりとまるこの、洋書についてのやり取りから、「一度訳したものを読んでから、もう一度原作を読むと、原作が英語でも内容がある程度理解できる」という発想に感心し、ついに新しい台本を書き上げる黒悟。

新台本を読んで感銘を受けたカズマも、演劇部をやめて正式に歌舞伎同好会に入ることを決心した。
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稽古の休憩中、阿久津と黒悟がしゃべっていると、阿久津の母親が登場。
彼が歌舞伎をやっていると知って喜んでいた阿久津母だったが、「めったに帰国もしないのに母親面すんな!」と反抗する阿久津。

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阿久津母はこれを強烈に叱りつけ、今回はひと月日本に居るから、変な芝居見せたらただじゃおかないと言い放つ。

これを受けて阿久津は、「やめた…」と言い残し去って行ってしまうのだった。

 

感想

黒悟と蛯原の、方向性のちがう悩みが並行して描かれた今回。

黒悟が完成させた新台本とはどのようなものなのか、
蛯原は、柔軟で楽しそうな演技を見せられるようになるのか、
見ものです。

また今回はとんぼが名言を吐いた回でもありました。

歌舞伎の初公演を実行して有頂天になっていた黒悟が、女子生徒たちの会話を聞いて「ぜんぜん伝えられてなかった」と落胆したとき、

とんぼが、「プログラムも走らせてみなきゃわからないから、デバックが必須。俺たちは走り出したばかりだ。走ってから、どこでコケたか分かるんだ」と説く。

生きていくうえでぶちあたること必須な『行動』と『失敗』という難問。これをプログラミングに例えてクールに語って聞かせたとんぼは、やはり頼れる存在なのだ。
目立たないが、必要なときに必要なことをしっかりやるかっこいい男だなと思いました。

 

次回の展開も楽しみですね~

というところで今回はお開き。

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