カブキブ!3話「知らざぁいって聞かせやしょう」あらすじ&感想

歌舞伎座にて『菅原伝授手習鑑 車引』を観劇した4人。

実はこの演目はそもそも、つなぎの部分だけを切り取って派手に演出しているだけのものらしく、物語としての筋は無いもの。

しかし、歌舞伎初体験の丹羽と芳は、「かっこよかった」「イヤホンガイドも分かりやすくて思ってたよりずっと観やすかった」「筋らしい筋はなくても引き込まれた」「衣装もメイクも装飾的だけどゴテゴテしてなくて~」と大絶賛。

黒悟はふたりの感想に喜び。メイクについては、「歌舞伎はデフォルメが盛んで、たとえば『隈取(くまどり)』は、表情だけでなく役どころまで分かるようにあらかじめ顔に描いてしまっているんです」と面白さを解説。

「そんなの出オチじゃない(笑)」と談笑する面々。

※この場には先生も来ていて、黒悟たちに気づいて声をかけようとするものの、間が悪く次の演目開始の知らせに阻まれてしまう。

 

次の演目はストーリー的な見せ場である演目『寺子屋の場』。
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観劇後、丹羽と芳は、演目のなかの “寺子屋の先生が自分の恩人のために、恩人の子供の身代わりを立ててその子の首を差し出す”というシナリオに不満を漏らしていた。

しかしそれはあくまでも物語のシナリオへの文句で、歌舞伎そのものは面白かったと、歌舞伎を演じることにも前向きになってきた二人。

「歌舞伎のことはまだよく知らないけど」と恐縮する芳だったが、黒悟は「知らなくても楽しい!知ればもっと楽しい!それが歌舞伎ですから!」と大喜びで言うのだった。

 

後日学校にいくと、芳を歌舞伎同好会にとられて(掛け持ちだけど)、演劇部部長は相当にご機嫌斜めであった。

 

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昼休み、黒悟ととんぼと3人で昼食を食べていた丹羽は、自分の恋愛対象が女性であることと、肉体改造にあそこまで躍起になった真のきっかけを明かす。

丹羽には、以前、気になる女子に思い切って声をかけてオネエであることも打ち明けたうえで、女舞を観てもらったりデートに行ったりしていたものの、ある時「彼氏ができた」と紹介され、撃沈したという過去があったのだ。

そのことで、「自分は結局男として見られていなかった。気の合うオネエの友達でしかなかった」と悟ってショックをうけ、自分をだましてまで強くなろう男らしくなろうとヤケになっていたのだ。黒悟のおかげで自分に正直になれた彼は、黒悟に強い感謝の念を抱いていた。

 

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その日、歌舞伎同好会の衣装担当として蛇ノ目丸子(じゃのめ まるこ)に誘いをかける黒悟たち。彼女はイオフィエルこと阿久津新の幼馴染で、自らを「チビでデブでブスの三重苦」と自分から言い放つ自虐姫。コスプレイヤーたちから神とあがめられ海外からもオーダーを受けている凄い人物であるが、見まごうこと無き変人であった。

彼女を含めた4人のまえで、歌舞伎同好会の方針を改めて語る黒悟。

まるこは黒悟の話を聞いて「型どおりにやって歌舞伎ごっこが出来ればいいんだ。…中略…生半可じゃ歌舞伎なんかできっこない」と言うが、もちろん黒悟は『ごっこ』のつもりで適当にやる気はさらさら無く、

「だから必死にやろうと思う。俺は素人で高校生でアマチュアだけど歌舞伎が大好きで、それを皆と分かり合いたいと思ってる。歌舞伎が実は難しくなくて、すごく面白いものなんだってことを伝えたい。それにはまず俺たち自身が楽しむこと。プロにはできない方法、大人にはできないやり方で楽しませるために歌舞伎同好会を作りたい」と思いの丈を伝える。

皆、黒悟の本物の情熱を感じてついていく意思を固める。

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まるこは最初はやる気満々という感じではなかったものの、芳がうまいこと挑発して結局いっしょに活動していくことになるのだった。

 

同好会設立に必要なメンバーが揃い、意気揚々と職員室に向かった黒悟だったが、顧問の先生の口から、「同好会を設立するためには指導者が必要」と言う事実を新たに告げられる。

しかしよく見ると、規定によれば指導者は教員免許をもっていない人物でもいいらしい。

そこで黒悟が同好会の指導者をやろうと思い立つが、教頭先生から「生徒が指導員なんて聞いたことが無い」と止められる。

黒悟はこれに「歌舞伎の知識ならあります!」と反論。

だが所詮は生徒の言うこと…教頭先生は黒悟の知識量を軽んじ、君が持っている程度の知識なら私にだってできるだろうと嘲笑うのだった。

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どうしても自分の知識を認めさせたい黒悟は、その場で弁天小僧のセリフを見事に抑揚までつけて暗唱してみせた。

これには、その場に居た職員たち全員が拍手喝采。

「今回は君の熱意に負けた」と、教頭先生も同好会の設立を許すのだった。

 

しかし、偶然その場に居合わせた蛯原は、素人が調子にのって舐めたまねしているといった気分になって、黒悟にたいして反感を強めるのであった…
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感想

今回はまるちゃんというこれまた強烈なキャラクターが加わりましたが、彼女もいい味だしてますよね。

偏屈だしものすごい自虐的なんだけど、自信がないわけじゃなくて、自分の特技というか仕事,役割にちゃんと誇りを持っているのがとても好感もてる。いやー、あれは心強い仲間だわ。

同好会メンバーそれぞれのストーリーが毎回ほんとに丁寧に描かれてて楽しいです。おかげで感情移入がしやすい。

 

さあ、いよいよ次回から本格的に活動開始となります歌舞伎同好会。
次回のレビューも、乞うご期待。

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