『少女終末旅行』終末世界をどこまでも旅する2人のゆるい日常が見せるもの

今回は今期放送中のアニメ『少女終末旅行』のご紹介。

原作者のつくみずさんがWebで公開していた同人漫画が新潮社さんの目に留まって、そのまま商業デビュー作品となったということなんですが、出版社から声をかけられるだけあってやはり独特の魅力があり、非常に惹きつけられる内容です。

◇あらすじ

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なんらかの理由で人類の文明がすっかり崩壊し機能しなくなっている荒れ果てた世界。

その世界を2人の少女が流離(さすら)う。

ケッテンクラートに乗ってドコドコと。

有るのは自分の身体と、日記帳、本、間に合わせの携帯食料と、ライフル。

燃料も食料も行く先々でなんとか補いながら、一見まったく希望のない世界をどこまでもどこまでも進んでいく。

これは宛てのない、果てのない、それでいて確実に〝終わり〟のある旅だろう。

だけど、そんな過酷で寂しい日常も、ふたりならどこか穏やかで、温かくて…

これからふたりが立ち寄るのはどんな場所なのか。

どこで誰に出逢うんだろうか。

そしてふたりを待ち受けるのはどんな結末なんだろうか。

◇主人公

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チノ(ひだり):頭脳派で冷静沈着な少女。本を読むのが好きなため前時代についての知識もそこそこ豊富。要不要を適切にわきまえて物資を調達するなど、気転がよく利く。ケッテンクラートの運転と修理は主に彼女が担当している。旅のなかで日記をつけるのが習慣。

ユーリ(みぎ)・おっとりマイペースな能天気少女。頭を使うのは苦手だが、行動力が有って、肉体労働系は彼女が担当することが多い。この終末世界では不要だとチノから言われつつもライフルを携帯していて、腕前もなかなか。それが案外役に立つことも。

◇寂しく悲しい。だけど不思議と元気をもらえる。

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まず断言しておくと、これは決して明るい話ではない。

もうすでに終わった世界での、たったふたりぼっちの、いつ終わるか分からないような綱渡りの旅なのだから。どちらかといえば暗く寂しい物語だろう。

けれど不思議なのは、そんな物語のはずなのに、このアニメを観ていて暗い気持ちにはならないこと。

 

むしろ、彼女たちが道中様々なトラブルに見舞われつつも、工夫をこらしてユルく逞しくそれらを乗り越えてやっとこさ生きていく姿は、「生きるってつまりこういうことだよね」という、ものすごく根本的なものを我々に教えている気もして、現代的な日常生活のなかで寂れた胸の中に、静かな炎を灯してくれる。

どうせいずれはどこかで終わるはずなのに懸命にあがいて、苦しんだり楽しんだり癒されたりしていく… そういうものが積み重なって心を充実させていく… 温かくなっていく。

人間の生きる道ってそんなもんなんじゃないかと、心が軽くなるのだ。

 

もちろん、彼女たちの可愛さも忘れてはならない魅力のひとつ。

まるっこく可愛らしく表情豊かな彼女たちの一挙手一投足には、素直に癒される。

◇OP,ED共にセンスが凄く良い

このアニメ、オープニングもエンディングもおしゃれで親しみやすい。

オープニングの「動く、動く」はチノとユーリが可愛く躍るノリノリの1曲。

エンディングの「More One Night」も思わずつま先でリズムを刻みたくなるダンスミュージック。

どちらもPerfumeやハルカリなどを彷彿とさせる王道J-POPテクノ調で、絵も曲と非常に相性のいいものに成っている。

悲しく儚い旅路には似ても似つかないスタイルの曲で、それでも歌詞では「この世界で私たちは最後まで強く生きていくよ」という力強いメッセージを歌っているのにセンスを感じる。

聴いていて自然にノれる良曲だ。

どちらも11月29日発売予定。

通勤・通学・ジョギング用にプレイリストに追加して損のない曲だろう。

◇さいごに

ふたりの少女の寂しい旅に癒されエネルギーを貰える、一風変わったアニメ『少女終末旅行』。放送スケジュールはこちらの通り⇒http://girls-last-tour.com/onair/

あなたもチノとユーリの旅に同行し、その結末を確かめてみてはどうだろうか。

アニメ公式サイトホーム画面⇒http://girls-last-tour.com/

・コミック第1巻

・DVD第1巻

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